2021年4月1日、
今日は月初めですね。
年度初めでもあるので、新たに家計簿を付け始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今は、カード払いや現金が混在していて管理が複雑ですが、ちゃんと管理できる方法を紹介します。
家計簿を付けている人は毎月の締め日と開始日を決めていると思います。
そのとき、2通りの基準日があると思うのですが、給料日基準にしていますか?
それとも、月末締め・1日始めにしていますか?
私は、月末締め・1日始めにしています。
なぜなら、
- 給料日は夫婦や月によって違うので、それに左右されず管理が出来る。
- 1ヶ月の収支が分かりやすい。
- 給料日を頼りにする習慣が無くなり、お金が貯まりやすくなる。
とメリットが多いからです。
それでは、具体的に月初めの家計管理の方法を紹介したいと思います。
月の初めにやること2つ
新しい月が始まったころに、前月のまとめをします。
- 費目別に前月の集計をする
- 口座別に前月の集計と今月の予算をチェックする
「1.費目別の集計」は無しでもOKな場合があります。
では、以下にこの2ステップでの家計管理を説明していきますね。
ステップ1.費目別に前月の集計をする(飛ばしてもOK)
まずは、費目別に前月のまとめをします。
費目別とは、「食費」「光熱費」「日用品」「娯楽費」…と使う目的別に分けたものです。
費目別の家計管理をしなくても大丈夫な人は、
- 月末に予算内に収まっている人
- 毎月の貯金が出来ている人
です。
いつもお金が余る人はここは特に分けなくても大丈夫です。
逆に、費目別に家計簿を付けたほうがいい人は、
- 月末にお金が足りなくなる人
- 貯金を増やしたい人
- 何にいくら使っているのかを知りたい人
です。
それでは、費目別の家計簿を付けていきましょう。
一番悩むところは、どう分けるか?ですよね。
- レシートを見ながら費目別に家計簿に書き写していく
- 集計をする
1.日々のレシートは取っておきます。そして、レシートを見ながら費目別に家計簿に書き写していきます。レシートを溜めてまとめて書いてもいいし、毎日書いてもOKです。
レシートがもらえないときは、他のレシートの端っこに用途と金額をメモしています。スマホのメモ機能を使ってもいいですね。
2.費目別に合計金額を出します。
1年分の費目別の予算を12か月で割った金額(1ヶ月分の予算)から差し引きます。余ればOKですし、マイナスになってしまったら次から支出を抑えれば大丈夫です。
月ごとに支出が多いこともあるので、家計は1年単位で管理をするのがおおススメですよ。
費目の分け方はこちらを参考にして下さい。
1年予算の立て方はこちら↓
ステップ2.口座別に前月の集計をする
今度は、視点を変えて、口座別に集計します。
費目別の家計簿だけで家計管理がしやすいのは、現金だけで支払いをしている場合です。
実際に支払ったお金がダイレクトに家計簿に書けるから。
今は、クレジットカードや銀行口座からの引落などが増えて、買い物した日と、実際の支払い日に時差が生まれます。
なので、ひと昔の家計簿ではただ書いているだけで、なんだか役に立っていない、ということになるのですね。
それでは、口座別に集計していきましょう。銀行口座を複数持っている場合に役立ちます。
- 記帳する
- 口座別に1か月間の収入と支出を合計する
- 今月の予算を用意する
1.銀行で記帳するか、ネットバンキングにログインして収支をチェックします。
2.通帳に印字してある入金・出金をそのまま合計します。
3.今月の引き落とし予定を確認して口座に入っているお金が足りるかチェックする。足りない口座には余っている口座からお金を移す。
以上です!
※印刷して使える管理シートを無料配布しています。
迷いがちなクレジットカード払いの管理方法
費目別の家計簿についてですが、クレジットカード払い、家計簿を付けるときには買い物をした日?それとも支払日?
迷いますよね。
結論から申し上げますと、どちらでもOKです。
ですが、必ずどちらかに決めてください。
どちらかにしないと付け漏れがあったりして混乱します!
使いすぎ防止のためには買い物をした日につけるのがベストかな、と思います。
口座別には、実際の支払い日に記録してくださいね。
毎月の予算は定額
費目別の毎月の予算については、毎月決めていません。
繰り返しになりますが、予算は年に1回たてるだけだからです。
1年の予定を立てて、12か月で割るので予算は毎月定額です。
支出のほうは、月によって上下しますが、いちいち気にしません。
年の終わりに収支が合えば合格です。
家計管理については他の記事でも紹介しています。
宜しければ参考にしてみてくださいね!