子どもの習い事は必要?3人の子育てで分かってきたこと

【子育て】教育、子どものお金

子どもに何か習い事をさせたい親は多いと思います。

現在、我が子は高校生1人と小学生2人なのですが、習い事は一つもしていません。

子どもがいると、当然お金がかかります。

子どもが大学生になったら教育費がかかるから習い事にお金をかけずに貯めておいた方がいいよ、という意見も耳にしたことがあると思います。

それでも、何か習い事をさせたいのが親心ですよね。

我が子に眠っている能力を見つけて開花させてあげたい、もしかしたらスポーツや音楽の才能があるかも知れない。

私も、そんな才能を期待して長女に様々な習い事をさせてた時期があります。

スイミング

最初に習わせたのはベビースイミング。

近所のママ友が習っていて、一緒に通っていました。

赤ちゃんでも出来る習い事のナンバーワンがスイミングでした。

体が丈夫になる、賢くなるなどということを信じて習わせていましたが、実際どうだったかは分かりませんね。結局我が子はベビーコースからジュニアコースに上がる段階で一人で泳ぐことを非常に嫌がり、退会しました。

2年くらい通いましたが、かかった費用は、水着やバッグなどで1万円、月謝6,000円、入会金等で全部で160,000円くらい使いました。

リトミックとピアノ

次に音楽教室へ行きました。

リトミックはママ友といっしょに通っていました。3歳くらいのときです。

ママ友の影響は大きいですね。

その後、リトミックからグループレッスンの音楽教室を経て、5歳になるころに個人のピアノ教室に移りました。

この個人のピアノ教室の月謝は週一回60分のレッスンで1万円でした。

先生が熱心に教えて下さる方で、年に1回の発表会やコンクール、検定にも参加させ、コンクール前は追加のレッスンを受けさせていていました。

楽器は電子ピアノでしたが30万くらいのものを買い、ピアノは6年間続けたので、かかった費用は全部で軽く100万円は超えています。

結局、練習よりも友達付き合い(遊び)を優先させるために小学4年生のときにあっさり辞めました。

一体、今までの労力はなんだったんだろう?と思いました。

お金だけでなく、毎日の練習に付き合ったり、送迎したりと沢山時間も使い…

習った本人は「別にそんなにやりたかったわけじゃないけど、親に連れていかれた」と言います。

小学4年生で辞めてからは全くピアノを弾かなくなりました(笑)

中学生になってから「合唱コンクールの伴奏をやってみようかな」と楽譜を貰ってきたこともあるのですが、もっと上手に弾ける子は何人もいて選ばれず、高校生になった今は好きなアイドルの曲を耳コピしてメロディーをなぞる程度です。

そのために100万円もかけなくても良かったんじゃないか?

もっとよいお金の使い方と時間の使い方があったんじゃないか、と反省しています。

もちろん、やる気に溢れた子どもだったら有益だと思うのですが、我が娘の場合はそうでもなく。

親の方が一生懸命になってしまった失敗談です。

そろばん

次に習ったのはソロバンでした。

6年近く通い、月謝と検定で40~50万円くらい使っています。

しかし、これも中途半端のまま、中学で部活が始まったころにやめてしまいました。

その習い事は子どものため?

母の方がみんなと同じものをしないと不安を感じるんです。

ママ友の子どもが習わせているのに、我が子は大丈夫?

それから、母自身の疎外感を取り除くため。知らないことって不安ですよね。知ることで安心感が欲しいんですね。

それから、子どもが小さくて習い事を始めればそこでの親の付き合いも生まれます。

専業主婦で収入もないのに、結構お金を使っていました。

習いごとのついでにお茶をしたり、習い事の外で遊びやランチの約束をしたりとお金もかかります。

その習い事は子どものため?

ということをよく考えるべきでした。

流行りや暇つぶしでやるものではないな、と今では思っています。

高校生、大学生でお金が沢山必要になるので、そのときのためにちゃんと取っておきたいですね。

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