子どものお小遣いは大人の家計の練習にもとても役立ちます!!
家計が苦手な大人の方にも!子どもに教えつつ、自分も貯まる体質になります。
■使うお金を4つに分ける
小遣い日に、以下の表のように4つに分けることを考えさせます。
分け方 | 用途 | 例 |
➀すぐに使うお金 | 直近に使うお金 | 毎月買っている雑誌 |
②貯めるお金 | 欲しいものを買うために貯めるお金 | 値段が高いもの |
③取っておくお金 | 先々に使う予定があるお金 | 友達へのプレゼント代 文房具 |
④増やすお金 | 「お母さん銀行」に預けるお金 |
小学生~高校生のお小遣い、金額は?
うちの子のお小遣いの金額です。
・小学生は学年×100円
・高校生の娘は4,000円
これに加えてお手伝いや満点によるボーナス小遣いもありますので、頑張り次第で増やすことも可能です!
➀すぐに使うお金
これが一番多いと思います。
というか、意識させないと全てこれで無くなってしまいます。
我が子は、手持ちのお金があれば、私との買い物にお財布を持って行って、100均とかで見つけたものをすぐに買いたがりますね。
娘は、毎月好きなアイドルが載っている雑誌を買っているのですが、友達と遊びに行ったりしてお金を使うこともあり、あっという間に予算オーバーになってしまいがちです。
本人は「この雑誌は毎月欲しい!」
と言いますが、いつもお金がギリギリなので、毎月の購入をやめて、隔月にするとか特集が豪華なときだけにするとか我慢することも覚えてほしい、と思います。
②貯めるお金
この「貯めるお金」とは、欲しいものが高額で貯めないと買えないものを買うためのお金です。
高校生の娘は少しづつ「貯めて買う」ことが出来てきていますが、低学年の息子はすぐに「お菓子」に消えてしまいます。
だんだん成長してきたら「貯めて買う」ことも覚えてもらいたいですね。
③取っておくお金
「お友達から誕生日プレゼント貰っちゃったけれど、お返しするときに予算がない!ということが無いように取っておこうね」、などと伝えています。
大人でもありますよね、
そういえば今年車検だったのにお金が無い!とか。
「毎月のお小遣いは定額だけど、お金を沢山使うときと使わないときには差があるから、取っておかないといけないよ」と話しています。
上の図のように、おこづかい(黒線)は毎月一定ですが、使わないときと使うときには開きがあるわけです。
使わない月に「ラッキー!余ってる!」とか言って余計なものを買ってしまうと使う月には足りなくなるわけです。
言葉で言ってもなかなか伝わらないので、子どものうちに経験で覚えるしかないのかな、と思います。
④増やすお金
「お母さん銀行」というものを作って、預けたら増えるよ、ということをしています。
現実社会では、銀行ではほぼお金が増えないのですが(笑)
とりあえず、貯める癖を付けて欲しいと思っています。
預けた長さに応じて金利が少し付きます!子どもには1年では長すぎるだろうし、一ヵ月では短すぎると思い、3ヵ月単位くらいが適当かな、と思います。
預けたら増える期間はその子の性格に合わせて調整するといいかな、と思います。
大切なお金の使い方
子どものうちに適切なお金の使い方を覚えるのは大切なことです。
学校では教えてもらえませんからね!
我が家では、「お金のドリル」もやらせていますが、お金のイラストが本物に近くてとても勉強になります!
お金の使い方と計算がわかる おかねのれんしゅうちょう 7さいまでに身につけたい (学研の頭脳開発) [ 加藤信巳(知能教育研究所) ]
大人でも難しいお金、避けては通れないお金、これからも親子で学んでいきたいと思います。