『受かるのがめちゃくちゃ難しいらしい』
保護者の間ではそう噂されていた”公立中高一貫校受験”
だけど、現実受かっている人はいるわけで、我が子にも受からせたい私。
図書館で中学受験関係の本を読み漁りました。
三男一女を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママの本とか・・・

佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理3合格! 学びの黄金ルール42 [ 佐藤亮子 ]
リビングに机置いて子どもの勉強机を置い受験勉強中心の生活。
凄いですよね。
ミスを連発していた計算問題の対策として、難しめの問題集も買い、特訓させました。
しかし、それは公立中高一貫校の受験においては無駄な買い物、無駄な勉強だったんです。
中学受験、私立と公立の違い
過去問を熟読し、日々研究をしていたのですが、
遅ればせながら、中学受験において、私立と公立には決定的な違いがあることに気が付きました。
私立は、小学校の勉強内容を超えた難しい問題が出題される。
対して
公立は、小学校6年間の教科書の中からしか出題されない。
ということです。

2021年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版 (公立中高一貫校適性検査問題集シリーズ) [ みくに出版編集部 ]
過去問を見ると、一見して難しそうで、
「うちの子、こんなの学校の宿題でやってなかったよ??」
と思うのですが、、、
問題をじ~っくり観察、そして教科書で調べる。
すると、確かに、答えは教科書に書いてありましたね。
教科書が最強の教材
既に参考書を5教科分、買っていました。
小学校6年間分を網羅し、更に中学受験向きの難しい問題も載っていて、
書店でも目立つ場所に置いてありました。

小学高学年 自由自在 算数 [ 大場康弘 ]
そこに載っている何やら難しめの問題をコピーして解かせていました。
問題が解ければ受かるだろう、という短絡的な考え。
そこに、沢山の時間を割き、無駄だったかなと思います。
なぜなら、公立中高一貫校の試験では、教科書からしか出ないから。
で、私のとった作戦は、6年間の教科書を全部読む!でした。
教科書を使った合格までの勉強法
そういうことで、参考書を全教科買ってしまった後でしたが、
教科書中心の勉強に切り替えることになりました。
これから受験本番まで、ざっと作戦を立て直しました。
➀教科書を全部読む、特に理科・社会は隅々まで読んで学校の授業で体験したことを思い出す!
②算数の計算問題は、教科書の範囲内で完璧に出来るようにする。
③漢字を毎日少しづつ復習する。
➀~③を6年生の夏休みくらいまで実践しました。
→教科別の勉強方法詳細についてはまた今度お話ししようと思います!
公立中高一貫校の試験(適性検査)の長い文章を読み解いて回答するためには、
基礎となる教科書の内容が頭に入っていないと解けません。
なので、まずは基礎固めをしました。
そして、もう一点重要なこと。
教科書の単元ごとの最後の方に、学校の授業ではザっと通過するだけの「コラム」が載っていますよね。
過去問を見ると、ここからよく出題されています!!
過去問では「え?こんなの小学校の授業でやる?」
と、思うものもあるのですが、教科書には必ず書いてあります。
なので、教科書は隅々までよく読んだ方がいいですね。