1年後の公立中高一貫校向けて、遅ればせながら受験勉強をスタートすることを決めたのですが、経験値のない私がまずやったことは書籍による情報収集でした。
自宅学習だけで都立中高一貫校に合格させた父親の話ですっかりモチベーションだけが上がっていましたね。
倍率10倍でも受かるかも!?なんて。
塾に見学に行く
一応、情報収集も兼ねて近くで公立中高一貫校対策を対応している塾を探し、早速予約をして話を聞きに行きました。
塾では国語の読解問題のプリントを渡され、娘は解いてみたのですが、かなり難しくて凹んでいました。
塾に通わせるか?塾通いが始まれば、当然夜の迎えがあります。
当時、乳飲み子と園児を抱えていた私は、娘の塾通いのために生活のリズムが狂ってしまうのはどうかと思いました。
それに、往復の時間も勿体ないし、費用もとても高い。
だけど、受験組の子はみんな塾に行っている事実・・・
塾には何か秘策があるのでは?試験では学校で習わないような問題が出るかも?やはり塾で対策をしてもらうべき?
少ない脳みそがフル回転して悩みました。
小6で転校になる
悩む母、娘はもうすぐ小6、受験勉強も本格的に開始!する時期のことでした。
あっけなく夫の転勤が決まり、地方に転校することになってしまいました。
目指していた倍率10倍ほどの公立中高一貫校への道は消え失せ、新たな進路を考えることになりました。
春休みには、仲の良い友達とも別れて、約1000キロの距離を引っ越しました。
もうすぐ6年生、修学旅行も控えています。
知らない学校で一から友達作りもしなくてはならない。
娘はとても繊細(敏感)な性格なので、友達や先生との関係作りも大変でした。転校先の6年生女子は既にグループが出来上がっていて、娘は適当に付き合ってはいるようでしたが、結局どのグループにも所属していなかったと思います。
徒歩圏内に公立中高一貫校を発見!
市役所へ転居届だの、学校や幼稚園へ引っ越しの手続きだのしながら、転居先に公立中高一貫校が無いか探したところ、なんと徒歩20分のところに発見しました。
たまたま転校した小学校はその一貫校から1~2番目に近いこともあり、毎年数人が入学しているようでした。
新たな土地で早速情報収集を再開です。
やはり、塾が情報には強いかな、と考え、これまた近くの塾へ出向きました。
別の塾で春期講習に参加する
塾の入り口にはデカデカと【県立〇〇中学校〇名合格!】との文字。
話を聞くと、通塾生は沢山いても、数人受かれば良いほうとのことでした。引っ越したしたばかりのまだ春休み中でしたが、私も家を整えないといけないこともあり、ちょうど開催していた春期講習を受けさせてもらいました。
春期講習は、公立中高一貫校受験生クラスでした。
半日授業を受けて、もらった課題を家でやるのですが、なかなかの難問でした!
国語は主に文章題で、超小さい文字で長い随筆、抽象的で大人の私が読んでも何が言いたいのかさっぱりです。
算数は教科書に比べたら難しめでしたが、調べながらやれば何とかできそうかな、というレベル。
しかし、娘は全然課題が進まず、夜は眠くなってしまい、半分やらずに講習に参加していました。
そこで分かったことが一つ、受験は体力勝負だということ。
塾が良さそうなら続けようか、とも思ったのですが、本人も前向きじゃなかったし、うちの子には合わないかも、と思いやめました。
塾通いをしない理由
春期講習、それも途中からの半分しか受講しなかったのですが、塾ではノートの取り方から指導されました。進学してから将来的にも役立つとのことです。
もらったプリントを問題ごとに切り取り、ノートに貼り、解く。授業で聞いたことをメモする欄を作り、復習の欄を作り…
あと10か月もないのに、今からノートの取り方からやっていたら受験には間に合わない、と思いました。
特に、娘は細かいことが気になる性格なので、ノートを綺麗に作ることに力を注いでもらっては時間の無駄になりますから。
そうこうしているうちに新学期が始まりました。