袋分けで現金管理、流行りましたね。
主婦向けの雑誌で特集が組まれているのも良く見ました。
そして私もやってみましたが、結構難しい。
「食費」「日用品」「教育費」・・・と封筒に記入してその月に使うお金を分けて入れる。
いざ買い物に行くと、一回の買い物カゴに食料も日用品も入っているのに、別の袋からお金を出さなくてはならない。
また別の例では、子どもの学校の集金で小銭が必要になり、「教育費」の袋から出そうとしてもお札しか入っておらず、仕方なく「食費」の袋から立て替えて支払ってしまう。
袋同士のやり取りでゴチャゴチャになり、あといくら使えるのか分からなくなってしまう。
このように、袋分けの家計管理は挫折がしやすいな、と感じています。
時代に対応できない袋分け
キャッシュレスが主流になってきましたが、未だに現金払いだけで生活している人はどのくらいいるのでしょうか。
子どもの給食費の支払いは、給食袋に変わって銀行引き落としになりました。
公共料金だって、引き落としが便利だし、割り引かれたりとお得になりますよね。
ネットショッピングでは? 現金払いで代引き手数料を払いたいですか?
断然、手数料無しのクレジットカード払いがいいですよね。
このように、現金のみでは難しい時代では袋分けは向いていない、と思います。
時間があればいいけれど・・・
クレジットカードは使うけれどそれでも袋分けで管理したい、という場合、
予算をいったん銀行から出金し、袋分けする。毎月、支払い日の前にカードを使ったら使った分だけ引き落とされる銀行口座に入金する。
はい、私もやってみたことがあります。
きっちり管理できればいいけれど、非常に面倒ですよね。
その時間を別のことに使いたいな、と思います。
キャッシュレス時代の家計管理
キャッシュレスは、現金と違って実際にお金の動きが見えないのでちゃんと管理出来ているのかが不安ですよね。
そこで、このような時代こそ家計簿で管理をするのが有効だと思います。
私の家計は袋分けに変わって以下のようにしています。
- 1年ごとに予算を組んで、貯蓄用の口座から1年分のお金を出金する。
- 出金したお金を、引落用の銀行口座やプリカ、電子マネーなどに振り分ける。(現金払いの分は封筒に入れておく。)
- あとは予算どおりに使っていくだけ。
- お金の出金状況は月に一回チェックする。
予算を組むときはきっちりしすぎないほうが上手くいきます。
例えば、食料品は〇×スーパーで毎月3万円くらい使って、その支払いに電子マネーを使ってる場合、3万×12か月分=36万円を電子マネーに入れておくのです。
1年分の予算を一気に用意できない、という場合は、半年分ごととかでも大丈夫です。
貯め体質になる
お金をまとめて準備するのは難しいでしょうか。
若くて働き始めたばかりのころはそうでも、だんだんと貯められるようになってきます。
将来、悠々自適な老後。不安のない老後を送るためには資金を作る必要があります。
のんびり田舎で質素に暮らせばいいから…それを実現するにはお金が必要なんです!
田舎暮らしは、光熱費や交通費が高かったり、町内会や家にお金がかかったり、都会とは違う部分にお金がかかります。
都合がよいものは存在しない、ということです。
若いうちに貯めたいな、と思っています。そして貯まったら増やしていく。
家計管理の仕方は、他の記事も参考にしてください。