毎月の収入は一定でも支出は変動
結婚当初はうまく家計管理が出来ませんでした。
収入は毎月一定なのに、支出の方はバラバラ。
少ない月には「今月は余裕があるから」と夫婦で焼肉に行ったと思ったら、翌月は支出が多くて足りなくなったりという具合でした。
普通の会社勤めなら、収入が大幅に変動することはあまりありません。
我が家も、夫がごく一般的な勤め人なので、ほぼ同じお給料をもらっています。
しかし、支出のほうはどうですか?
支出は月によって金額がバラバラではないでしょうか。
我が家は、なんだかんだと月によって変わってきます。
自動車を保有しているので、車検や保険の支払いがある月は大幅に支出が上がります。
4月、年度が変われば子どもの学校の支払い、町内会費の支払いなど。夏休みにレジャーに行けば普段使わないお金が出ていきます。今月は何もなさそうと思っていたら家電が壊れて買い替えたり・・・
私も子どもたちもおしゃれ目的で洋服を買うことがほとんどないのですが、それでも季節の変わり目には服を買うのでその分増えたり。
キリがないです。
「固定費」と「変動費」に分けない
家計簿をつけ始めたばかりのころは、一月の予算を「固定費」と「変動費」に分けていました。
固定費は毎月決まって出ていくもの、電気、家賃、スマホ、保育料などですね。
変動費はその月ごとに支出が変わるものです。
そして、「固定費はどうしても出ていくものだから仕方ないにしろ、変動費を削らないと」なんて思っていました。だけど、その変動費というものも必要なわけで、全然削るところがないのです。
変動がけっこう多い我が家の家計はその2つに分ける意味があまり感じられず。
分けたことにより支出が減るわけでもないのですね。
よくよく考えてみたら、月ごとの支出は変わるのですが、年ごとの変動は少ないということに気付きました。
だったら、月ごとに予算を組んで使うよりも1年単位で管理したほうがよいのではないかと思いました。
年単位の家計
年単位で家計管理をしてからは、毎月の変動にとらわれないので家計管理が楽になりました。
当たり前のことなのですが、家計は収入よりも支出のほうが少なければお金が貯まりますよね。
ざっくり言うと、1年前よりも今の方がお金が増えていればいいということです。
もしも、家計簿をつけたことがなくて、家計簿をつけるのは面倒、だけど家計を把握したいなら、今の残金を記録して、1年後と比べてみたら増えたか減ったかわかります。
実際に紙に書いてみる、そこからのスタートです。