小学校のクラス懇談会で「おこづかい」が議題にあがったことがありました。
与える側の親には、大きく分けて2つの考え方に分かれていて、
- お金は報酬、仕事への対価なのでお手伝いをしたら渡す。
- 家族としてお手伝いをするのは当たり前、お小遣いはそれとは関係なく渡す。
また、テストで100点を取ったら、というご家庭もありました。
家族としてお手伝いをするのは当然!私もそう思い、子どもたちにもそう言い続けています。
しかし、近い将来、この家を出て社会人になるためには「お金は仕事への対価」ということは覚えてほしい。
そこで、我が家なりの工夫をしています。
今月のお手伝い表

汚い手書きで申し訳ないです…
主に末っ子のために考えたものです。
とにかく甘いお菓子を覚えて、すぐにお菓子を欲しがる。母としては甘いお菓子は与えたくないので、おやつはお芋やおにぎりにしてほしい。
そこで、「お菓子は仕事して自分でゲットしてね!」ということにしました。
おやつの時間には、「おにぎりを握ってあげるよー」、とは言ってるのですが、「お菓子がいい~」
となるので、それならば働いてください。
ということです。
お菓子は、予め私が買っておき、1個10円、20円と値段を付けておきます。
末っ子は欲しいときに「ごみ拾い10個→10円」とかのお手伝いをして、すぐにお菓子を食べています。仕事とお菓子を交換するかんじなので、お金いりませんね(笑)
小学4年生の兄のほうは、お手伝いで得たお金はとりあえず貯めています。お菓子たべたらお金が減ってしまうということに気付いていてお菓子を欲しがらなくなりました。
お小遣い 基本料金
とはいえ、基本のお小遣いは「無償」で与えています。
金額は、学年×100円。
(高校生の子どもはもっと高額ですが)
今時、数百円で何が買えるの?って感じですが、貯めるなり増やすなりして工夫して欲しいと思います。
成績に応じたボーナス
お手伝いでお小遣いを増やせる他に、テストで満点取ってもボーナスをあげています。
満点で100円です。
高校生の子どもには、定期考査の成績が良ければボーナスありにしています。
この、「成績でお金」というのも賛否両論あると思うのですが、私は賛成です。
世の中、勉強した人が勝つように出来ています。
それは、進学・就職に限ることではなくて、
この世の中で生きていくためには、社会の仕組みを理解していかなくてはならない。
どういうわけか複雑ですよね。
年金だの、税金だの何だかんだ・・・
上に立っている人が作っている=勉強が出来る人が作っている
ということは、勉強しないと理解が出来ないのです。
理解できないと不安に駆られます。理解できないこと、知らないことが不安の原因です。
話がそれましたが、
私は、勉強はするべきだと思っています。
それに、勉強が出来る→塾が不要→お金が浮く!と、家計にも優しいですよね!
そういう期待も込めて、我が家では成績優秀にはボーナスを与えています。